読んだ本のことだけにしようかと思っていました。
昨夜、録画容量を減らすために見たんですよ。三谷幸喜作、演出の『紫式部ダイアリー』っていう舞台を。女優二人芝居なんですが、舞台は現代ですが、出演していたのが清少納言役の斉藤由貴さんと紫式部役の長澤まさみさん。
長澤さんはですね、率直にいって人気のある女優さんってイメージ以外なかったのですよ。知り合いの人が『俺の嫁』っていうほど気に入ってみえる理由が解らなかった。外見だけの理由なのかー・・・というぐらい。
ところが昨夜見た録画の長澤さんは、すごいです。可愛くて意地悪で自信満々な『紫式部』がそこにいるのですよ。自分、TVドラマよりも映画。映画よりも舞台が好きなのかも知れませんが、演劇でその女優さんの実力が解るというか、演劇を経験する事によって俳優さんは力をつけていくものかも知れませんねー。
斉藤由貴さんはですね、昔よりも昨夜の方が可愛かったです。かつての流行作家で今はあんまりな、紫式部の才能を評価しながらも嫉妬する作家という役どころ。最後のラストシーンの演技が見事でした。確かにアレは技量を要求されるわ。
終わった後のイタンビューで斉藤由貴さんが「演じる事を取ったら何にも残らない」とご自身の事を評していましたが、正直、自分は今までそんな風に思った事はなかったのですけど、この劇を見たら、確かにすごい女優さんだなぁと思いました。
ああ、演劇はいいなぁ・・・三谷さんの演出のせいかな?
そして読んだもの。
- 作者: 森田真一
- 出版社/メーカー: 戎光祥出版
- 発売日: 2014/12/05
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まぁすったもんだの挙句、実父死没後、越後家をついだ実弟が長尾為景に殺されたので、再び越後の支配権を自分のものにしようと・・・どうも彼の中では越後家が上杉氏の本家イメージらしかったようなので、それを取り戻そうとして、戦略的に敗北し、陣没してしまったと。
実は彼の死が上杉氏全体の没落の原因にもなりました。後継者を定めずに亡くなったので、その後継者争いが激化し弱体化。北条氏の攻勢に対処しきれなくなったという感じです。
ま、そんな感じ。