今度はマンガ編

 土曜日に購入した本です。

MAMA 5 (BUNCH COMICS)

MAMA 5 (BUNCH COMICS)

 前巻までの内容を忘れていたので、四巻を読み直してもう一度読みます。
 思春期の声変わり前の少年たちの、寄宿制合唱学校・・・みたいなところが舞台で、彼らは神に召されて『天使』になる・・・つまり死ぬ前の一瞬の、奇跡のような歌声の為に、そこにいるのですが、まぁ『天使』になれるのは稀な存在。一学年に一人いるかどうか。
 それになりたい少年。才能があるけどなりたくない、つまりもっと生きたい少年。声変わりを迎え脱落していく少年。様々です。今回は『天使』になった少年は全て孤独な存在であったと考証し、家族に愛され孤独ではない少年が、そうではない初めての『天使』になると思っている話。ただ彼もやはり神への愛が深い為に、深い苦悩を背負っており・・・最初のキャッチフレーズはSFだった筈ですが、今のところそういう風味はないですね?それとも自分が考えているのとは異なるSFなのかな。
 まぁ次巻が楽しみです。
一変世界 1 (BUNCH COMICS)

一変世界 1 (BUNCH COMICS)

 一月に見つけた時は、興味があるけど、これ買ったら本棚があふれているのがさらにひどくなるからやめようと思っていたものです。
 んで四月になって、なんで手に取ってレジに並んでいるのか、意味が解りません。
 荒廃してしまっていても人々の信仰を集める大神殿。そこの長である大巫女候補の少女が主人公で、情け容赦のない超常世界と隣り合わせで人々が決まり事を守って、危うい契約の下、暮らしているって感じの世界。
 神様も魔物も同じようなもので、ただきちんと決まり事を守れば害のない、あるいは助けてくれる存在になるという世界観に引き込まれました。年に一度ぐらいの発刊になりそうですけど、楽しみな本が増えましたわい。
 そしてこの二冊が新潮社のマンガである事を改めて知る。妙に感性が合っているみたいです・・・