クララ白書

 自分の中で氷室冴子さんまちゅり中でして、今回はこれを読みました。

クララ白書〈1〉 (Saeko’s early collection〈volume.3〉)

クララ白書〈1〉 (Saeko’s early collection〈volume.3〉)

 これ、1979年に書かれた本なんですね、びっくりした。つまり自分が小学二年から三年ぐらいの頃。氷室冴子さんって自分が中学頃から活躍されているというイメージでしたが、たぶんそれは雑居時代とか、ちぇんじを読んでいた頃、なのかなぁ。うろ覚えですが。
 つまり七十年代から八十年代のフレーバーの筈なんですけど、現代とは違うといえば、携帯電話とPCのネット環境がないぐらい?恐らく寮・・・もとい寄宿舎の窮屈さは大して変わらないだろうし、人間関係というのも、あんまり変わらないんぢゃ?
 いや、まぁこの数年後に「ここはグリーンウッド」の連載が開始されると思うので、このあたりから寮、寄宿舎の小説やらマンガやらが増えてきたのかなぁと思います。
 昔、この本を読まなかったのは、やっぱ抵抗感があったからですかねぇ。中学にあがる前後には、妹の買っていた『りぼん』も読んでいたので、高校にあがる頃には少女マンガを読むことにまったく抵抗感がなくなり、さらっと読んでいました。そして『クララ白書』の存在を忘れ・・・図書館で再会する、という。いや読んでいないから再会はおかしいですね。
 この話は続編があるので、図書館でみつけたら読みたいですよ。はい。