さーて買ったマンガですよー

 そんな訳で最初は軽くコレ。

 安心のほのぼの活劇です。結構お気に入りの、ムッシュの助手の活躍が乏しかったのが不満ですが、たぶん次への伏線が張られているので、次巻は活躍してくけれると思うのです、はい。
あとかたの街(3) (KCデラックス)

あとかたの街(3) (KCデラックス)

 名古屋大空襲の話ですが、恐らく次巻あたりにきそうです。逼迫してきた戦況、身近な大人の男たちの出征、その為にじわじわと麻痺していく社会システム・・・集団疎開して安全と思っていた幼い妹は、世話をしてくれていた学校の先生が兵隊にとられて、おざなり、搾取の対象になっていたし・・・戦争によって破壊されていく、人間社会という奴で最近の震災では、そういう綻びが目立たないぐらい少ないというのは、当時の日本よりも、今の日本が幸せな証拠だと思います。・・・昔の方がいいって奴は自(以下略
 次巻が楽しみです。
 そして最後の本打ち。
こいいじ(1) (KC KISS)

こいいじ(1) (KC KISS)

 これ、売れたらドラマ化しそうな感じ。でもドラマになったらイメージが崩れてありきたりの話になるんだろうな・・・と思ったりしたり。
 三十過ぎても五歳年上の幼馴染のお兄さんに恋している。一筋の女性が主人公ですが・・・いたたまれない。今までに三度告白されてもふられているし、どうも相手は彼女の事を妹か娘みたいなもの(おしめを替えてあげた事もある)で脈ナシらしいです。しかも彼の初恋の相手は彼女のお姉さんで、大学時代は恋人同士だったようですが、お姉さんが研究の為に南米に行ってしまってから、その友人とつきあい、結婚し、子供も生まれ・・・ところが一年前の主人公の誕生日に奥さんはお葬式の主人公になってしまい、幼馴染のお兄ちゃんは娘一人、父一人の家庭に。
 その娘ちゃんは主人公が大好きでお父さんが再婚するなら主人公がいいと言いますが、お父さんの方はその気がなく、逆に自分にこだわって主人公が幸せを逃しているのではないかと危惧したり・・・うおおお、せつねー。
 ああ、ドラマ化して欲しい気持ちと、ドラマ化して落胆するかも知れないと恐れる気持ちが交差して複雑でござります・・・