濃密な週末

 金曜日の晩に買っておいてまで見ていなかったコレを見ました。

 聞いていたほど悪いシナリオとは思えませんでした。ただかぐや姫が月で犯した罪を告白するシーンが、なんか体感できない印象はあります。
 アニメーションとしては、すごいです。凄い毛筆のような質感で、人物が躍動している感じ。そしてかぐや姫は何処までも少女の無邪気さを持つ女性で、可愛いとは思うけれども・・・まぁ興味本位の公達を振ったのは正解でした。帝に恐怖心を抱いたのもネ。だいたい価値観の違う人間が一緒になっても、幸せにはならないと思いますナ。だから翁の姫を思う心が、結果的に姫を月に戻させるほど絶望させてしまったと。
 姫が収まるべき、木工細工を生業とする漂白民たちの移動理由の説明がファンタジーかもしれん。本当は木工細工の道具が消耗した頃に戻ってきて、また売るというサイクルの筈。これが徳川家康の直接の先祖の生業に近い人たちだったかも。
 いろんな事を考えながら見ました。自分は好きだけど・・・妹や姪っこズはあかんやろな、うん。
 土曜日はレーヴァテインさんでログ・ホライズンTRPGを遊びました。かなりタクティカルなゲームですね。キツキツです。まぁGMによるのでしょうけど、D&D4eよりは軽いです。特にヘイトという数値が秀逸。スキルを使うとヘイトがたまり、ヘイトが一番高い人に敵が殴りにくる。なので基本、できるスキルがなくて何もする事がない、という事態にはなりません。敵に狙われて死ぬけどナ。
 今回の参加者はルール本の索引はいらないとおっしゃっていましたが、オイラはやっぱり欲しいですネ。
 日曜日はツクエアソビさんにGM参戦。シノビガミで公式シナリオ『楽園』の変形で『クリスマス・イブ』というものをやりましたが、ペルソナの把握がマスター、プレイヤーともに甘く、ちょっと混乱してしまった事をお詫びします・・・が、こちらの企図しないところでPvが発生したり、二部の『ラスト・クリスマス』簡単な構造で一時間半ぐらいで終わったのですが、裏切者の一人勝ちに終わるとか、GMは面白かったけど、参加してくれた初心者の方はどーなの?とか思い反省。
 次は、もうちょっと考えまする・・・そんな濃密な週末でした。おわり。