狼の口
昨日買ったものです。
- 作者: 久慈光久
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2014/10/14
- メディア: コミック
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しかしですね、物語はまだ続いておりますよ。一応ハプスブルグ本隊との戦いまで描かれる事は解りました。となると、見なきゃなりませぬ。はい。
改めて年代を確認すると英仏百年戦争前なんですねー。ハプスブルグというと神聖ローマ皇帝位をナポレオンに負けるまで保持し、第一次大戦まで生き延びた旧家というイメージが色濃く、戦争にはそんなに強くなく、しかも貧乏、という印象がアタクシにはあります。戦争する度に金に困るという記述が出てくるんですもの。ものごっつー金持ちのスペイン王家であった時ですら!!
しかし当初の、ライン川上流域からスイスにかけてを支配していた伯爵時代、つまり初めて神聖ローマ皇帝になったルドルフ時代は裕福な家でした。そりゃそうだわな。イタリアをはじめとする地中海とアルプス以北を結ぶ主要な交通路を掌握していたのですから。
スイスの独立は、そのハプスブルグの生命線を強奪するに等しい行為で、その敗北の後、ハプスブルグは長らく逼塞します。まぁ一族の成年男子が子供を残さず戦死したり、病死したりしたので、当然勢力を伸ばす事ができなくなるのですが。
そんな分岐点まで描いてくれるなら、買い続けようかな。そう思いました。
しっかし、この方の描く女の人はエロくて可愛いなぁ・・・にやにや。
もう一冊買ったものは明日にしまする。こっちも長くなりそうなので。