ノーベル賞

 今、「しょう」を変換したら錆の字が出てきた。何故?
 今朝の朝刊を賑わせているノーベル物理学賞青色LEDに関する研究に対するもので、名古屋からみでお二方いらっしゃったせいか、夕方の地方局のニュースで早々に流れました。その後、NHKニュース7で、急遽二十分近くこのニュースを流す姿が、なーんか痛々しく感じられたのでチャンネルを変えましたが、はい。
 日本人が受賞すると「ひゃっはー!!」と飛び上がって喜ぶマスメディアですけど、でも考えてみるとそんな日本の研究現場に絶望してアメリカで研究している方もいらっしゃる訳でして、その騒乱ぶりを「なんだかなー」とか思ってしまいます。確かにLEDを完成させ、商業ベースに乗せた功績は大きく、はしゃぎたくなるのは解りますけど、んでも受賞する為には何十年というたゆまぬ研究の日々があり、成果を要求する金元と折り合い、せめぎあいながらやってきた苦難の日々がある訳で、それを知らない者が単純に喜ぶのは、なんだかなーって気がします。
 もうちょっと落ち着けよ、とか思ったりしたり。まぁ落ち着いて報道すると「冷たい」とか思われちゃうから、なんですかねー。でも過熱報道はやめてあげて欲しい。特に名城大の赤崎さんは高齢で、体調もよろしくないようだから、このまま静かに研究に没頭できる環境で過ごしてほしいと思います。
 まぁ読み終わった本がなかったから、格好の時事ネタにとびついただけですがネ(あ