意志が弱い

 飲みました。麦酒。あと三缶あるんですもの。平らげないとダメでしょう?(ダメだー
 それはさておき、本当は題名は『朝○新聞なんて、どーでもいい』にするつもりだったのですよ。まぁ○日新聞に限らず、マスメディアがスクープとか政治的な発信をする場合、複数のニュースソースから裏付けを取らない限り信じる事はできないと肝に銘じているので、どーでもいいです。どーでもいいけど、これがあるので複雑です。

 笹本さんの小説、特にスペオペ、それも軍艦が実弾飛び交う戦闘をせずに、問題を解決していくエピソードが大好きで、今回も正にそれ。・・・手法は考えてみればハウザー艦長と変わらないよナ。つまり再生産されたエピソードと言えばそれまでなのですが、オチの付け方が毎回楽しくて読んでいます。
 あ、さて、何故朝○新聞に対して複雑なのかと言えば、アタクシの好きな作家さんである笹本さんのメインステージが朝日ソノラマ朝日新聞という出版社なのですよ。
 はっきり言えば○日新聞は結構悪質なマスメディアだと思います。『良識』を自らの売り物にし、試験問題の素材に一番採用されていると売り(この言葉のせいで父方の祖父が健在な時は、受験生がいる時は朝日新聞をとっていた。受験生がいなくなると契約を破棄する徹底ぶりでしたが)、その裏側で偽証、捏造をやりながら不徹底なお詫びで口を拭ってしまう。まぁ巨大何某のやり口なんて、どこも同じでありますな。
 たぶんここの新聞社は戦後間もなくのころ、左巻き学者の漢字撲滅運動に加担していたに違いないとにらんでいます。常用漢字のみ残して後は廃止してしまえ、という奴。それすらも削ろうとして、今新聞を読むとすんごく気が抜けた文章になっている気がする。こんな字ぐらい漢字で書けよ、というものすら平仮名で書きおって。
 そういう体質のところが『国民』の代表のように情報を発信するなんて、怖気を感じるし、それがマスメディアの怖くて信用できないところなんだなぁと思うようになりました。
 しかしですね、そんなところを母体としている出版社で笹本さんが活躍している訳ですよ、二十年以上に渡って!!
 他の人のように安直に潰れろなんて、口が裂けても言えないわ。好きな作家さんから仕事を奪う事になってしまう・・・あー・・・もやもやとと複雑な感じです。
 まぁどこの出版社だって多かれ少なかれ同じですがネ(あ