読んだもの
見たものも書こうかと思いましたが、読んだものが多かったので。
ブルボン公とフランス国王―中世後期フランスにおける諸侯と王権
- 作者: 上田耕造
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 単行本
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他の親王諸侯に比べると取り上げられる事が少ないというか、経済的基盤が弱体なので王家に取り込まれた諸侯家というイメージがあるそうですが、実際は、王家の軍事力を担い、プログリーの乱なので王家と対立する事もあり、戦争に負けても自分たちの主張を王家に認めさせるという立場の強さも持っていました。
逆に言うと百年戦争に勝利したといえどもフランス王
立場は諸侯を圧倒できるだけの実力を持っていなかったという事で、ブルボン公が王家に吸収されるのは、結構詐術的な方法で継承権を奪われたからなのでした。
面白いなぁ。
- 作者: 法条遥
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/09/30
- メディア: Kindle版
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面白いです。どういう意味で残酷なのか、というのも理解しました。四部作だそうで、三つまでは文庫本で出ていますね。ジュンク堂に行ったら買おうかなぁ。というか、続きが気になるというか、このままだとSFホラーでおしまいですので、ちゃんと決着つけてほしいです。
- 作者: おざわゆき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/13
- メディア: コミック
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とは言っても、アタクシは生まれも育ちも名古屋ですが、父方の祖父母の出身は岐阜の羽島ですので、うちも生粋の名古屋人ではないですが。四代以上名古屋で暮らしている人は、全滅危惧種だと思いますけど。
うちの身内に、亡くなった祖父母を含めて名古屋大空襲を実体験した者はおりません。父親は昭和十七年生まれなので幼児ですし、その頃は一家で羽島に疎開していたと思います。祖父さんはどうかな?身内に軍医がいたそうなので、色々と便宜を図ってもらい兵役を回避した事は承知していますが、昭和十九年当時、どこで暮らしていたか、となると話を聞かなかったと思います。
というか、戦後、闇商売とかしながら苦労して財産を築いた話は、手柄話なのでよく話していましたが、戦時中の話はあんまり二人とも話さなかったと思います。思い出すのも嫌って感じ。戦争だから仕方ないで片づけていました。
一宮の人である母方の祖父母は、名古屋が燃えていて、空が真っ赤になっていた、というような事を喋っていたと思います。
まぁ名古屋の人間といっても、その程度なので、興味深いです。きちんと完結できるといいですのぉ。