広江礼威の帰還

 三年ぶりですよ!!

 前巻、やるせないというか後味の悪い終わり方で、しかも長期休養に入ってしまわれたので、ちょっとひやひやしていたのです。続巻を読んだ時、自分がこの作品に見切りをつけちゃうんぢゃないかとか。まぁ杞憂でした。
 ロックくんは迷っているようですが、まぁ人間、そう簡単に性分は変えられませんからねぇ。それを見透かしているのがレヴィで・・・レヴィ、可愛いよレヴィ。本人を前にそんな事を口走ったら、ボコられるでしょうけどナ。
 女ロックと言えるフォンちゃんも可愛いしのぉ。続刊が楽しみです。ロックに甲斐性があるなら、レヴィとフォン、両手に花にしちゃうだろうけど、路上のキスでおたおたしている初心な彼では、ムリですネ。
 今回のエピソードを読んで感じたのは、この物語の落としどころは、ロックの破滅か、もしくは町のフィクサーとしてレヴィを相棒に生きていく彼の姿か、どちらかじゃないかと思うのです。ラグーン商会の運命はボスであるダッチが隠している過去にもよると思うのですが・・・しかし、今更ながら、このマンガ、舞台は90年代だったんですねー・・・きたるべき二十一世紀とかゆっているし。
 あ、さて限定版を買っちまいました。イラスト集に興味がある訳でもなかったのですが・・・ふふふ・・・ロベルタさん、エロい。エロいよロベルタさん。
 前に発行されたイラスト集も買っちまおうかと考えている次第です。はい。