ちゃんぽんは危険だと・・・

 ちょっち二日酔い気味です。昨日、竜舞亭有志とベルギービールフェスに行ってきました。昨年よりもノリノリで、昨年よりも多く飲み、またモツ鍋を食べ、何故かスリーフィンガーほども注がれた30度の焼酎をいただき・・・ええ、案の定でございました。
 日本酒に比べるとそうでもないけど、ベルギービールは結構色んなものがブレンドされて醸造されているので、結構残るんですよねー・・・また忘れていました。美味しかった麦酒のせいなんや、そうなんや・・・(モノのせいにするロクデナシ
 今夜も葡萄酒飲みらしいんですよ。明日が休みならまだしも、明日休みなんですけど、遊ぶ約束しちゃったんですよ。セーブしないといけませんねぇ。はい。
 日曜日は竜舞亭でパスファインダーRPGセッションに。また手直しするところ発覚。というか、これはギャグですか?といわれていた事をマジです、とばかりにやっていたのですけど、昨日のセッションでお笑いにしかならんと発覚。そのまま残すか、直すか、まぁ次にレベルアップした時に考えればいいかねぇ・・・。
 あ、さて、読み終えたもの。

 速水螺旋人さんのブログで紹介されていて、気になっていたので、珍しく購入してしまいました。その甲斐はあったと思います。著者の方の作品も好きだし・・・というか、SF作品が好きなので、あの異星コンタクトものの続編を書いて下さいよ、といいたいっす。
 あ、さて、第二次世界大戦での日本の敗因の一つに、『補給の軽視』というものがあるらしいのですが、そうじゃないよ、軽視はしていないけど、その補給システムが機能しなくなってしまう事の方が問題なんだよ、というお話。
 というか、補給だけの問題ではなく、由々しきは戦前、戦時中だけの問題ではなく、現代でも目の前で起こっても不思議ではない、日本官僚の宿業のようなものです。
 非常時にキャリアが平然と交代したり、現実に即した対応ではなく、こうあるへきというスタイルにこだわり過ぎたり、非常時を克服する為に動くのではなく、組織を守る方向に熱心に動いてしまったり、まぁ隣の国でも良く起こっている事ですがね。
 他にも、『発展途上国』大国の日本が、未熟な工業力で非現実的な戦争計画をしたり、統制しても指導せず、大量生産に適した体制にまったくなっていなかったりと、戦争はリアリズムの支配する過酷な状況であるのに、なんか、こう、「この無能どもが!」と政治家や官僚、軍官僚を罵倒したくなる感じ。
 まぁ戦争に負ける組織とはこういうものなのだと、そして非常時にこんな対応しかできない組織では、負けるとか以前に社会秩序が混乱して国が衰退するばかりなのだと、そう感じました。