今朝も早起き

 ネトゲの『艦これ』を仕込む為に三十分早く起きてます。昼寝とかして寝不足分を取り戻したいですけど、自営ではそんな事はできません。薄らぼんやりしている瞬間を捕まえて居眠りしたいところです。花粉症で鼻が詰まっているから、余計に寝不足。早く花粉症の季節が去らないかなぁ。
 あ、さて読み終えたもの。

 戦国時代の争いは、だいたい勢力の境界線で膠着状態に陥り、調略とかで相手を勧誘し、勢力の均衡が崩れたら主力が出動して境界線の城を囲む。その城を救援に来た主力と決戦を行い勝敗を決する。そういうパターンが多いよ、というお話。
 あとね、秀吉対光秀と思われている『山崎の戦い』も大阪近辺の武将たちと明智光秀方とか境界線争いから決戦に持ち込まれたようで、秀吉が到着する前に勝敗が決していたらしいですよ?まぁ後詰で秀吉が数万引き連れてやってくるという真理的なプレッシャーが明智方を脆くしたのでしょうけれども。
 あと、草とか伏せとか言われる、いわゆる『忍者』みたいな存在は、夜目がきく、地理に詳しいという少数の者以外は特殊能力があるわけではなく、境界を出入りする商人、両属を余儀なくされた集落の人々、足軽とかがほとんどで、どちらか一方の勢力下に入ろうと一生懸命になるようです。『忍者』たちの霍乱戦法・・・と言えば聞こえがいいですが、火付け強盗人攫いにさらされて不安な日々を送るのがイヤだから、強そうな方の領域内部に属したいというのが本音のようです。
 この辺、中国の戦国時代は集落が、どちらの国の支配が暮らしやすいかと日和見していて、税が安いからこっち、とか、動いていたと言われる。商人は為替差益みたいなので儲ける、というなんか強かだけどのどかな光景とは違いますネ。
 へー。