シャーロック

 これも知り合いに『いーよー、いーよー!』と勧められていたのですが、どっちすというとガイ・リッチーの映画『シャーロック・ホームズ』の雰囲気が好きだったので、舞台を現代に移しただけのシャーロックはねぇ・・・と敬遠気味でした。
 しかし、この『シャーロック』で評価されて、色んな映画で重要な役をやるようになった主演男優さんを知って、見てみようという気になりました・・・日本版の放映権はNHKが持っているのかよー・・・じゃ買うか・・・ちっ。てな感じで昨夜、ようやく第一話を見ました。

SHERLOCK / シャーロック [Blu-ray]

SHERLOCK / シャーロック [Blu-ray]

 シャーロック・ホームズイカれっぷりは好みです。相談にくる警察に『フリークス』変人と呼ばれているところもね。麻薬中毒じゃなくてニコチン・パットで誤魔化しているところが健全と言えば健全ですが。
 ジョン・ワトソンがアフガン帰りの軍医で、戦傷のショックで身体が不自由になったというよりも、平和と安全の中で虚脱状態であった、という設定がいいですね。ホームズの変人ぶりに対抗する為には、医学知識と常識だけではなく、腕っ節も(どちらかというと銃の腕ですが)良くないと。
 ストーリー自体は、もうあからさまににモリアーティが犯人の影におります。いつでもモリアーティとの対決を持ち出して、ドラマを終わらせる事ができるようにする伏線か?とか勘ぐってみる。
 WOWOWで放映しているアメリカ版の、ワトソンが女性という設定の現代ホームズものが、アメリカらしい設定と展開なのですが(といっても時々時間があった時に流し見しているだけですけど)、こちらはイギリスらしい雰囲気設定で、らしい感じが好きです。
 登場人物は原作の設定に乗っ取っても、物語自体は違うというところもいいですね。ホームズはそのキャラクター性が面白いので。
 ちょろりちょろりと見てみようかと思うデスよ。