ひさびさに十時間寝た

 自覚ないけど風邪気味だったのでせうか?十時間ほど寝たのは一年ぶりぐらいですよ、はい。昨日は何の予定もなかったので、D&D3.5eのクリーチャー配置をしたり、本を読んだり、ゲームをしたり、本屋さんに行ったり、まったりまったりしておりました。
 んで週末からこっち読んだ本。いくよ?

宣戦布告〈上〉

宣戦布告〈上〉

 加筆訂正された文庫版ではありません。著者の処女作・・・なのかな?韓国に北朝鮮工作員が小型潜水艦で侵入した事件が昔ありまして、それを題材に、もしこれが日本で起こったらどうなるのか、という作品。
 第一版が世に出てから十六年が経過していますが、もしこの当時と同じ法制であるならば、自衛隊は有事に役に立たないですネ。最近の傾向として国家が宣戦布告されて戦争に突入するよりも、小規模の特殊部隊がイレギュラーに潜入するという事の方がありそうなのですが、現在の体制ではそれに対応できないようです。まず警察、それから自衛隊。そして自衛隊にしても法制と世論に縛られ、その軍事力を有効に活用できない。
 なーんか、読んでいると凄く腹立たしいです。なるほど、自民党自衛隊をもっと活用できるように法整備を急ぐ理由が解った気がしますヨ。
 平和を志向するのは国民の、政治家の、政府の意思であり、法律ではないような気がしました。はい。
軍靴のバルツァー 6 (BUNCH COMICS)

軍靴のバルツァー 6 (BUNCH COMICS)

 軍事モノつながりで、今度はコレ。十九世紀ヨーロッパみたいな舞台の物語ですが、どうも事は簡単ではないようです。主人公と敵対しているように見える旧友は、実は祖国の参謀総長の肝煎りのようであり、本当の敵は軍上層なのか?という感じ。
 あと『男装の麗人』ヘルムートさんがドレスアップして、主人公に恋心を抱いている事が発覚。しかし主人公は生徒としか見ていない。せつねー。
 早く次巻が読みたいですネ。
マテリアルポルカ(2) (アフタヌーンKC)

マテリアルポルカ(2) (アフタヌーンKC)

 銃器つながりで、この変化球魔法少女
 第一巻で感じていたけど、この殺戮物語に登場する少女たち、全員変態ですネ!いや、主人公の『親友』は少し違うかも知れませんが・・・いや、『親友』と自分から言うところがアレですが。
 次巻はいよいよ、このおかしい学園の秘密が明らかにされるようです。早く読みたいですネ。
海のクレイドル 1 (BUNCH COMICS)

海のクレイドル 1 (BUNCH COMICS)

 『軍靴のヴァルツァー』に入っていたチラシに煽られて買ってしまったようなものですが、十九世紀モノには大変引かれるのですよ。なんか・・・こう・・・古典的な冒険心を刺激される舞台設定ぢゃないですか!
 子守として貴族に雇われていた少女。しかし主人の貴族が海洋遭難にあり、遺産ほすい親族は早々に死亡判定。少女は解雇されますが、子守対象の赤ん坊だった坊ちゃんも、遺族の厄介者扱い。
 そこで少女は一念発起し、ニ、三歳くらいの坊ちゃんを連れて蒸気機関船に密航。行方不明の主人を探しに行く、という話。
 まともに考えれば無茶であります。そして蒸気機関船の蒸気機関を一人で面倒みているのが少年機関士・・・ますますの無茶であります。好景気のヴィクトリア朝を意識しているのでなければ、ここまでの人手不足はないと思うけど、どうなるのでしょう?
 ちょっとドキドキですよ。