読書感想

 そうぢゃない日記記事を探す方が大変なうちの日記でございますが、まぁまぁ。

迷宮キングダムリプレイ 逆襲の五芒星 (Role&Roll Books)

迷宮キングダムリプレイ 逆襲の五芒星 (Role&Roll Books)

 珍しい高レベルセッションのリプレイですが、プレイが盛り盛りになってしまい、あとがきページすら侵食し完結したというのは初めて見たような気がします。
 セッション内容を読んでいてもナニをやっているのか把握するのに結構時間がかかります。というぐらい高レベルセッションになればなるほど、自分のキャラクターすら把握できなくなり、マスターもクリーチャーの性能を読み違える事がしばしば。
 それでも何故みんなやりたがるのか。
 登山家が言うぢゃないですか。何故山に登るのか?そこに山があるから。
 何故、高レベルセッションをやるのか?そこにルールがあるから、なんですよー。
 まぁ、あっしはどんなレベルでも役に立たないキャラをつくるのに長けていますがネ(ドヤァ
 こういう高レベルで楽しげなものを読むと、やりたくなっちゃいますよねー・・・はい。
曹操高陵の発見とその意義―三国志 魏の世界

曹操高陵の発見とその意義―三国志 魏の世界

 『三国志 曹操の墓発見!』というニュースは結構前に流れてました。ガセじゃね?と思っていて詳しく読まなかったのですが、どうも本当らしく、こんな感じでシンポジウムまで開催されていますよ。はい。
 とはいえ、考古学的な専門知識、分野はよく理解していないので、記述の半分方が念仏・・・いや、いやいやいや・・・曹操ネタという事で手にとってみたのですが、アタクシにとって有益だったのは、三国志魏書の記述通り、そして曹操の遺言どおりに彼は王侯としては質素な薄葬で葬られたということ。
 どんなに三国演義曹操をイヤな奴、悪辣な男として描こうとも、考古学的な遺物で曹操の遺言が当時そのままに書かれた事が解ったので、よかったです。
 面白かったですヨ。