老眼の足音

 土日は泊り込み忘年会と称して、土曜日はボドゲ、日曜日はD&D4eの遭遇をテストセッションする日でした。だいたい飲んだくれてグダグダやっちゃうのですがね、今回は日本酒系の酒が振舞われまして、封を切られたからには空けねばならぬという戯けた使命感に燃えるアタクシは、ちょろりちょろりと飲み続けていたのですが、こういう時に、自分は日本酒があとあと残る質だというのを忘れてましてね、ついでに同室で寝た人間がいびきと歯軋りが激しい人たちでしてね、日曜日は薄らぼんやりという感じでした。
 まぁ、いつもの事ですが(オイ
 日曜日のテストセッションも連携が取れ始めたのは最後の遭遇と言うダメないつもの竜舞亭テイストでしたが、色々と面白いギミック満載の四遭遇をこなす事ができて、大満足です。テストセッションの為にわざわざ北海道からみえたAさん・・・参考になったのかなぁ・・・心配・・・
 そのAさんに土曜の夜に、どういう話のつながりだか忘れたけれど、次に書く予定の曹操に関する小説ネタで、もろもろと長話をしてしまった・・・ええ、老害ですネ。
老害といえばですネ、衝撃的なシーンを目撃してしまいましたよ。一人は自分より一つ年上、もう一人は自分より五歳くらい年下の方なのですが、二人とも眼鏡をかけています。近視なのか遠視なのか乱視なのか、それは知らないのですが、ルールサマリーが細かい字で書かれているゲームがありましてね、自分はド近眼なので(昔から牛乳瓶の底ぐらいの厚さのレンズを使っています)、目を細めて近づけて、まぁそれで読めるよねーだったのですが、そのお二人は徐に眼鏡を外して、文字通り目と鼻の先まで近づけているのですよ。
 この仕草・・・もしかして!
 「いやー、最近こうしなくちゃ小さい字を読めなくなってさー」
 「それって、老眼ぢゃね?」
 「そうなんだわー」
 ぎゃあす!!
 まぁ個人差というものがありますよ。体質的な事ですからネ。しかし、親しく遊んでいる同年代の人間が、こういう行動をとると来るべきものがきたのか!と身構えてしまいますね。
 まぁきっちり「老眼おぢいちゃーん!」とそういう仕草を取る度にからかっておきましたが。
 いずれ自分もそうやってからかわれる日が来るのね。ほろり・・・