いろいろ
昨日書かなかったのですが、同人誌イベントで良くお会いしていた知人の方が、八月に亡くなっていた事を知りました。小児癌を克服された後、胃腸系の癌と闘っておられた事をMIXIの日記で拝見していました。七月ぐらいから書き込み、更新が途絶えておりどうしたのかと心配していたのですが、先日の文学フリマでようやく事情が解った次第。少しショックでした。遠隔地だし、他に連絡手段もないとはいえ、んー、こういうものなのか、これがネット社会なのかと寂しく感じたりもしました。
いつもイベントでは白衣を着用して、受験勉強対策の同人誌をつくってみえた?色んな人がいるものだなーと思ったり、良く横浜の崎陽軒の弁当の購入を依頼して食べたりしていました。三ヶ月遅れなんですけど、哀悼を表したいと思います。ご冥福をお祈りします。
と、それはさておき(さておき?)読んだもの。
李舜臣のコリア史: 秀吉の朝鮮出兵の全貌 (Korean Historical Stories)
- 作者: 片野次雄
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2013/06/25
- メディア: 単行本
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これがヨーロッパが舞台だと国が統一直後までの新羅だと、諸外国のパワーバランスの上で自国の独立を保持しようと努力している姿があるのですが、李氏朝鮮にはそれがない。日本から侵攻されて危機的状況になると、なりふり構わず明にすがりつくのです。題名にある李舜臣など独力で日本に対抗し、有利に、というかほとんど負けなしに戦う人々がいる一方、国の指導者たちは、自分たちの安全を外国である明に保障してもらおうとしており、戦争で活躍した李舜臣すら自分たちの権力闘争の論理で失脚させる有様。どうみても政権末期であり、その後、良く三百年も持ったなー、と別の意味で感心・・・いや、明、次は清に政権維持を依存していたから支配体制を維持できたのか。
そういえば末期の朝鮮王国も状況によって清、ロシア、日本と依存する相手を変えていましたネ。合併もその依存が進んだ形だったのではないかと思ったりしたり。
なーんかねー、今の韓国指導部とドコが違うのか?とか思う時があります。中国だったりアメリカだったり・・・ロシアは今のところないけどネ。
これは小国云々ではなく、体質なのですかね。一度、客観的に論じられた朝鮮半島史を読んでみたいです。
- 作者: ナンシー・クレス,Stephan Martiniere,田中一江
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/04/30
- メディア: 文庫
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- 作者: 岸田るり子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/04/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こういう風に読書が楽しめるのも生きているからこそだよなー。生きている事に感謝であり、亡くなった方の分も人生は楽しまないといけませぬ。生きているものの義務だよね。
とかなんとか、最初の文章との整合性をとろうとしています。はい。