アニメ化作品は来月発売

 同じ作者・・・創作ユニット?のマンガですが、これもアニメ化してもいいんぢゃない?とか思ったりしてナ。

 いつの間にやら三つの勢力が一年戦争の遺産、あるいは亡霊である『ミナレット』を巡り争奪戦を開始する事に。個人的にMSVのシリーズは高機動型ザクを除き、どれもいまいちいまにいまさん、とか思っていたのですが、登場する機体全て格好いいのですよ、はい。ガンダムが主人公機ぢゃないからアニメ化は無理ですかねぇ・・・
 作中人物の評価が変わるのも、放映されてから長い時間が経過した作品の特徴、というか楽しみなんですが、ゴップ提督ほど評価が変わった人物も珍しいかもしれない、とか思います。
 90年代〜00年代のゲームとかに登場すると『連邦の無能』を代表する人物のようになっていますが、安彦良和さんのオリジンでも戦争ではなく政争を戦い切った人物として最近は描かれているようです。つまり有能な軍政官として後方を支え、戦場に連邦の『圧倒的物量』を注ぎ込んできた一人と評価されている。
 おそらく作中で実業家一家のヤシマ家との親交が描写されたり、ホワイトベースを指して『永遠の厄介者』の評したところ、連邦がジオンに勝てた要因とかを考えると、ゴップにはそういう役どころが相応しいと評価されたのでしょうね。提督と呼ばれていますが艦隊を指揮した事は一度もなさそう。おそらくレビル『将軍』が宇宙艦隊の指揮を執っているのと同じ理由で『役職を変える手続きとか面倒そうだから、それぞれできる事をやろうよ』とかやっていたのではないかと思います。
 今回のマンガの中ではゴップさんは政治家に転身、連邦会議議長になっていますが、軍内の部隊を私的に動かしたりと暗躍しています。
 面白いですねー。