木曜日の買い物

 買ったこれらの本を読むのに忙しく、他の事に手がつかなかったのは内緒だ!(あ

 主人公君は何も変わっていないと言うけれど、ちょいと出の『ナチュラル』時代に比べれば成長しているよ、はい。妹や母親は「格好良くなった」と評価しているしナ。
 それはそれとしては、劇中は2001年9.11なんですよ。同時多発テロというアレ。あれから十二年たったのですねー。まぁそうか。オイラだってあの当時いたところとは別のところにいるし、家族の問題もあの頃のやつは物理的に解決したけど、また別の問題が出てきているし、とはいえ、くよくよしてもしょーがない。なんとかなる。なんとかするさ。そんな日常ですね。
 当時、夜に知人からメールが届いて「へー」というか、特に実感も沸かなかったというのが本音。翌日ニュースを見て「映画ぢゃないのに、こんな事ってあるんだー」という感想。そして旅客機に突っ込まれた高層ビルが崩れ落ち、何千人もの方が亡くなったと知って、ようやくゾクッとした覚えがあります。そして、これを実際に実行した犯人はどんな気持ちだったのか、とか。これを指示したビン・ラディンの事とか。
 そういえば、そのビン・ラディンも米軍により暗殺され、その名前を聞かなくなって何年も経ちます。ある意味、歴史となりつつある事実なんだなー、とか思いました。
 それはともかく、主人公の告白でこの巻は終了しました。けんちゃん、賽を投げたなっ!しかしこういう唐突な展開は「ごめんなさい」になって「それでも諦めない」みたいな展開が待っているのは経験済みだ!(コレを老害という Sさんが発売前から『ツクエアソビ』で立卓すると宣言されていたTRPGサイコロフィクションでホラーを楽しむ為のルール、リプレイが発売されました。でもサイコロフィクションのTRPGは半分以上がホラー要素で出来ている気がするのは気のせいでしょうか?
 ホラー=不条理なもの、という観点からリプレイシナリオはつくられたようで、確かに騒動の元は解明も解決もされず、皆生き残ってよかったネ!というラスト。しかし『狂気』という要素の為に、協力ゲーでありながら、味方からも攻撃されかねないという、ふむ、不条理だ・・・しかし、そういうPv要素が好物の身としては、やってみたいと思う次第。にやにや。
リアリティショーRPG キルデスビジネス (Role&Roll Books)

リアリティショーRPG キルデスビジネス (Role&Roll Books)

 もう一つは悪魔に願いをかなえてもらう為に、悪魔界のTV番組に出演し、視聴率UPを競い、標的の人物を殺すという、何とも心温まるTRPG『キルデスビジネス』。こちらははっきりPvですね。それぞれに使命、秘密が設定され、その目的を達成する為に、他のPCを追い落とすとか、騙すとか、殴るとか、そういう事が平気で行われる、マジで悪魔的なTRPG。まだ半分しか読んでいませんが(睡魔に負けた)、これも面白そうです。Pv要素スキーだからネ!
 ふふふ、サイコロフィクションは外さないなぁ。凄いなぁ。