鼻血が出るほど好みですっ
存在は知っていたけど、ニコニコ動画で一話を立ち読みしたら、どストライクである事を実感して、ただいま随時読み進め中。
- 作者: 弐瓶勉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/23
- メディア: コミック
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逃亡巨大宇宙船もよくあるネタ。
しかし、それに情け容赦のないハードボイルドSFテイストが入ると、うひひひ・・・いや失礼。
どれぐらい情け容赦がないかというと、千年に及ぶ逃亡でも、敵生命体とは意思疎通どころか、正体すら判明していない。六百年ほど前にようやく撃破する術を見つけるも、人類が自力で獲得できる方法ではなかった為、使用が限られている。
一度99%の人口を失って、それを閉鎖空間に適応したクローンに置き換えた為、光合成可能で、男女中性の三種の性があり、どんな組み合わせでも、単独でも生殖可能とか、そこまで『種』を変化させた作品は、小説ではあったけど、マンガとかのグラフィック作品ではあんまりなかったなぁ。
しかし作者としての肝はロボだったようで、最初はロボプラを組み合わせて、立体デザインをつくる事から始めたらしく、編集部に『できた!』と報告した時、彼らは新連載のネームが完成したのだと思ったらしい。ちなみに雑誌掲載は二ヵ月後を予定という時期・・・遅い・・・のかね?むーん、この方、遅筆かも知れぬ。
内部での葛藤、しがらみ、平たく言うと足の引っ張り合いもあり、残酷だけど目が離せない展開。今のところ六巻まで読了。十月か十一月には十一巻とか出そうですナ。
・・・本棚は既に溢れているのに、どうしてやろうかのぉ・・・