艦これ、やってます
店の古いPCでも騙し騙し動くこと、判明。PCに嘘をつきながらやっています。
ハーツ・オブ・アイアン2というストラジーゲームのプレイレポートを暇つぶしに読んでいる身からすると、艦これ、自分のレベルだと「ぶっかい船=強い艦」というプレイ感触です。ハーツ・オブ・アイアン2は第二次世界大戦をテーマに歴史パラドックスを楽しむゲームですが、その中では、空母はアウトレンジ打撃力がちょー強力だけど、接敵されたら撃たれ弱い。戦艦は近接打撃力ちょー強いけど、空母のアウトレンジ攻撃に弱い。巡洋艦、駆逐艦は主に防御担当。なのですよ。
まぁ空母は制空権取ったら先制攻撃できるとか、空母は夜戦ができないとか、雷戦決まると強いとか、戦艦はまだ手に入れていないので解りません。それっぽいのですが、基本的に駆逐艦の群れでは空母を含む艦隊に勝てません。当たり前か。そして敵の砲撃を駆逐艦が率先して引き受けてくれる訳ではありません。六隻までしか一艦隊に配属できないしネ。
ゲーム違うし解釈違うのもOKですが、レベルUPすると改造してステップUPできるのは、何を意味するのだろう?と謎に感じています。始めて一週間も経っていないからアレなので、まだまだやってみないとね・・・店のPCが騙されてくれている間はね。
そして読み終わったもの。
- 作者: エリックフォーナー,森本奈理
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2013/06/25
- メディア: 単行本
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奴隷制の順次解消を訴えますが(金銭で購入した奴隷を解放するにあたって補償が必要という考え)、南部の反対にあい、そして南北戦争に突入していきます。とにかく工業力と人口で勝っていても、指揮官が不足がちな北軍は序盤で大敗したり、兵力不足に陥ります。それを解決する為にアフリカ系奴隷の解放を前倒しし、黒人志願兵を戦力に加えていきます。最初は「奴隷が戦えるものか」という意見ばかりでしたが、戦地で勇敢に戦う黒人兵士たちを見て白人側の見方は徐々に変わります。しかし選挙権を含む公民権までアフリカ系の人々に保証されるのは、南北戦争から百年経過しないとならないという・・・なんとも根強い蔑視です。
リンカーンは決して先頭に立って旗を振る人間ではありませんでしたが、大統領という職務を通じて、そして現実主義者として奴隷制廃止を勧めていきます。最初は観念的なものでしたが、奴隷解放を訴える黒人運動家、知識人を通じて黒人に対する蔑視も徐々に改めていきます。
しかし、なんと言うか、アメリカという国は良くも悪くも地方分権であり個人の権利を守る国なので、人々の意識を変えるというのは生半事ではできません。日本だと教育システムも中央集権的なので、右倣えで変える事も可能です。それが戦後の、戦争反対、差別反対、秩序を重んじる、と言った、東日本大震災でも現れた現代の日本人をつくりあげたのかも知れません。逆に言うと日本は良くも悪くも変化しやすく、アメリカでは変化が大変緩やか、という事かも知れません。
そう考えると銃規制が遅々として進まないとか、そういうのも理解できるかなぁ。