ダブルクロスやてきた
表題は日曜日の話です。金曜日の晩だったかな、こういう映画を見ました。
- 出版社/メーカー: トランスフォーマー
- 発売日: 2012/09/07
- メディア: DVD
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冒頭から主人公の少年はヘロインの過剰摂取で母親を亡くします。そして引き取られたのは三人の叔父とその仲間が強盗をして生活している母方の祖母の家。二番目の叔父は麻薬の売人もやっている。誰もそれを少年に隠さないという。
しかし最近警察の締め付けが厳しく、一家は監視され商売は上がったり。仲間で一番頭が切れる男は、株に商売替えをしようと考えていた。ところがその矢先に、警察に「武器を持っているな」と言いがかりをつけられて射殺されてしまう。
怒った三兄弟は浅はかにも夜間パトロールしていた警官を襲撃、射殺してしまう。そして主人公は巻き込まれて・・・。
解説する紹介者の人たちは「誰もいい人がない。警察ですら善人ではない」そして「全部見ると一番怖いのは・・・」となる。登場人物の誰もが優しさと愚かさを合わせ持っていて、ずる賢さとしたたかさを兼ね備えている。そんな映画でした。佳作だと思う。うん。
それよりも脇役の警官としてガイ・ピアースが出ていたのに、びっくり。何か見た事あるなぁと思ったら。といっても自分も十五年ほど前の『LAコンフィデンシャル』ぐらいしか見ていないのですが。ちょっとびっくりしたなぁ。
土曜日はオタの間で最近人気の『艦これ』に手を出してしまいました。艦むすがちょっとアレですが、ゲーム的には結構面白いと思います・・・まぁ店の古いPCではアニメーションで止まるからできないけどネ。そして帰宅すると夜中は皆集中して入ってくるから、込み合ってできなくなるけどネ。
どうにかなるのかね、これ。
そして日曜日、レーヴァテインさんでHさんのダブルクロス卓に参加してきました。Hさんは良くコンベンションでお顔を拝見するのですが、卓を囲むのは初めてで、どんなマスタリングされるのかなぁ、と楽しみにしていました。
ダブルクロスというのはウイルスに感染して超能力を得た人間たちの活躍と苦悩を描くTRPGなんですが、人間と感染者の間に立つというのがPCの立ち位置で、それが『二重の裏切り』とゲームでは説明されているのですけど・・・そんな裏切りなど日常茶飯事だよなぁ、と思っているからする自分からすると良く解らないです。
しかし今回のHさんのシナリオは、そういう雰囲気が良く出ていたと思います。設定された情報を全てめくっても「え?どういうこと・・・」という感じ。用意された情報を全て得てからPCの物語が始まるという雰囲気で、登場人物の印象が一転二転していくのですよ。
ただHさんご自身がダブルクロスのGMが初めてだったようで、ご自身も結構手探りでやっていられた印象。
こういうゲームってマスターの演出が肝になっちゃうのかなぁ、とやっていて思いました。まぁそれも場数を踏めば問題なくなるのですがネ。
ダフルクロスというゲームはこういう雰囲気を楽しむものなのだな、とようやく理解できたかも知れませぬ。面白かったデス。
ダブルクロス The 3rd Edition ルールブック1 (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: F.E.A.R.,矢野俊策,しのとうこ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/07/18
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