パレスチナ問題
今現在、そんなにニュースネタになっていませんが、色々と世界的な問題のタネになっている表題。関係ありそうな本は機会があれば読んでみます。
- 作者: 臼杵陽
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (12件) を見る
当たり前の事ですが、見方を変えれば戦争当事者は「テロリスト」であり「テロ国家」になり、戦争というものはどんな大義名分だろうと、人に不幸を撒き散らす『悪』であるという事で、それぞれの勢力が力尽くで己の望みを達しようとする限り、奪われ、殺される人々が出るということ。
現在のイスラエルもそもそもの成り立ちは「テロ」から始まったようなものですしネ。
平和というものが『妥協』によってしか成り立たないものならば、自分たちの望みを他者に押し付けようとする限り平和が訪れる事はないでしょう。とはいえ受け入れるべき現実が苦いものならば、それを飲み下すという事は並大抵の事ではない。
生まれ育った場所で生きる。差別されない場所で生きるという望みが、様々な勢力の利害に利用されて歪み、血まみれになっていく。今となってはもつれた糸が絡まりすぎて、問題解決が一朝一夕にはできない状況になっています。あまりにも当事者以外の利害が重なりあっているし、利用する者も多すぎる。公平な立場で和平を保証しようとする強力な勢力も不在(どうみてもアメリカはイスラエル側)。
これからこの地域はどうなっていくのでしようか?イスラム世界の不穏な動きと合わせて、注視しなければならないと思います。
まぁ日本だって隣国との間に程度の差こそあれ同じような問題を抱えている訳ですがナ。