観たもの、読んだもの

 まず観たもの。

 007って、実を言うと真面目にやっているのか、おバカなのか、それが良く理解できなくてあんまり好きなシリーズではないのですが、去年川崎の知り合いがあんまり楽しみにしているのを見て「んじゃ見てみようかな」と思った次第。
 といっても3L弱のビールを飲んだ後で、色々と記憶があやふやなのは内緒ですが。
 まず印象は割と好きです。派手なアクションと陰鬱な諜報戦が同居していて、雰囲気が良い。ダニエル・クレイグという俳優さんのイメージが軽薄な悪役とか、ちょっと浮ついた仲間とかから、「ドラゴン・タトゥーの女」を見て影のある中年に変化したので、その雰囲気が大変良かったです。
 ストーリーは・・・うーむ・・・まぁ、もう一度見直すつもりですけど、今、母親がHHD録画したTVのある居間で(冷房があるので)寝ているので、録り貯めた他の映画を見る事ができず、一度観た映画は消さざる得なくなるかも知れませぬー。
 まぁ、また忘れた頃にやるでしょう。というかダニエル・クレイグのボンドとしては一作目の映画を観たいのですけどね。はい。
近世の朝廷制度と朝幕関係

近世の朝廷制度と朝幕関係

 そういえば日本史の朝廷研究は古代や中世、下っても戦国時代までは読んだ事あるけど、江戸時代はあんまり読んだ事なかったよなーっと思い手に取りました。借りただけですけど。
 読んで解った事。江戸幕府は「生活費は出してやんよ」といい「やるなら一言お願いね」とも言いますが、積極的な朝廷コントロールはあまりやっていないような印象。まぁ室町期に骨抜きにされ、戦国時代で経済基盤を破壊された朝廷にナニができるのかって言ったら、何もできないってのが本当なのですが。
 朝廷の方も解っていて、極力省力化してしまい、こじんまりとした宮廷を営んでいます。役割分担は明確になされているって感じ。
 まだ他にも意味があるのかも知れないけど、時間つぶしに読んでいただけですからのぉ。また読みたくなったら手に取ればいいかな。