なん・・・だと?

 ブラウザ三国志mixiをやっておるのですが、ヨロズダスというものをたくさん引く為にマイミクをアホのように増やしたのですが、その仕様が変わって、マイミク加算はなかった事にorz・・・ぎゃふん!!
 まぁ、いいけどネ。
 暑いと冷たいものが欲しくなりますが、冷たい飲み物を取り続けると際限がなくなるので、白湯を飲むのも良いものです。ゆっくりと飲むので渇きがゆっくり癒えます。汗をかくので扇風機にあたると涼しくなります。
 暖かい緑茶は最高のごちそうであります。飲んだあとのすっきり感は清涼飲料水では味わえませんネ!!ちゃんと急須で入れるのが良いですよ。
 とか言いながら読んでいたのがコレ。

琉球王国の外交と王権

琉球王国の外交と王権

 読み流したというのが正解ですが、資料が残っている沖縄近世の、王権がどのように中国と日本の間で存続していたのか、というお話。
 中国が沖縄は自分たちのものとかいうのは、まあ政治的な発言でなければ不勉強としか言いようがない。チベットウイグルを自分たちの領土であるなら、タイやベトナム朝鮮半島も君たちの領土だね、なんで要求しないねん、というのと同じですナ。
 では日本古来の領土なのかといったら、それも違うと思います。沖縄の王権は、古代の邪馬台国がそうであったように、擬似的に中国の王朝の勢力圏にある事を国内に示して、自分たちの支配権の正当性を主張しました。日本=薩摩はそれとは異なり、生々しい武力の強制力がありました。
 しかしだからといって植民地になった訳ではなく、支配、徴税のシステムを吸収しながら、薩摩藩の支配から自分たちの自治を確保しようとしています。それは幕府の意向でもあり、直接中国との交易を行うルートを持たない幕府は薩摩そして琉球を介在して、中国との交易を行おうとします。その際、琉球はあくまでも自立した存在でなければならない。そんな政治的な思惑と綱引きの結果が、近世琉球の『独立』だったのだと思いましたねぇ。
 酷暑日に読むのも乙なものだ・・・