寝不足の一因

 原因の全てではない・・・と思う。人様にそそのかされて、そしてその気になっちまって買ったので。

 以前にDVD−BOXを購入している筈なのにどうして・・・というのは、OVAの英語吹き替え版が気になったので、はい。『カウボーイ・ビバップ』の吹き替え版は結構格好良かったものですからの。
 んー、日本語の言い回しで英語では通用しないところを、違う言い回しで表現しているのは面白かったです。違和感は残ったけど、英語は日本語に比べるとストレートな表現をするので、感情表現もストレートになっている・・・気がする。味わいは日本語の方があるかなぁ、と思ったり。ほら、あっしは日本人ですからの。
 しかし残念なのは、回によって声優が変わっている人がいること。はっきり解ったのは『ヤン・ノイマン』。未成年で主人公が乗る機体を設計したという天才的ハッカーオタクなんですが、初回の声は「え・・・未成年?」。エピソード2は未成年ぽかったような気がするけど、3でまた変わり、最終回でまは未成年になるという・・・ええ!!適当だなぁ・・・。
 まぁ『カウボーイ・ビバップ』に比べれば生々しいというよりもステレオタイプな演技が多いような気がするので、期待したほどではなかったかなぁ。
 あと、ブルーレイは残酷だね・・・古い映像に対して。仕方ないけど。
 映画版には字幕しかなかったので日本語版で楽しみました。先日亡くなった内海さんの声が聞こえてきて、少しため息をついたのは内緒だ。
 ブックレットには、この『マクロス・プラス』の総監督をした事で河森さんはデザイナーだけでなく監督業も続けようと決意された、との事。あれからマクロスは様々な作品が出ましたが、私にとってのマクロスは、最初のTVシリーズでも、その後のどんなマクロス作品でもなく、『愛、おぼえていますか』と『マクロス・プラス』なんだなぁ・・・なーんて老害な事を考えてしまいました。
 いや、洋画好きなので、そういうのもアリマス。