録り貯めていた映画を見た
カンヌ映画祭特集をしていたので、日頃あんまり見ない国の映画をみたりしたり。ギリシアの不条理ものは興味深かったけど、結構ひいてしまいまして。しかしこちらはなかなか面白かった。
- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2013/03/06
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まぁ冒頭に出てくる色々な暗殺やらテロやらのエピソードを見ていると慎重にならざるを得ないとも言えるけど。
派閥でイニシアチブを積極的に握ろうとする訳ではなく、皆の意見を聞きながら、しかし決定権だけは握っているという。
マフィアとのつながりを指摘されて政界から失脚するのですが、派閥の仲間たちは収賄とかで脱落していく中、彼に関するものだけは収監されたマフィア・ボスの自白と状況証拠しかなく、結局は無罪判決で終わったようです。
普通に描くと陰惨というか何か後味が悪いドラマにしかならないのですが、音楽と演出で妙にコミカルに感じたりします。さすがイタリアだぜ。
本当にこうだったのかどうか知らないのですが、財務大臣が凄く陽気で、細身で小柄なんですが、いつも若い女性を側におき、パーティーでもパンドの踊り子と一緒にラテン系の適当踊りを踊るのですよ。
別室で訪問者の行列相手に挨拶と握手を繰り返し、奥さんに「十二時を回ったわ。明日は早いでしょ?」と言われてようやく腰をあげて退室していく主人公とはまったく違う。
面白すぎる・・・