今週末はTRPGまちゅり

 明日はCoC、日曜日は竜舞亭でD&D4eでございます。水曜日もエンカウンターズやっていたから、先週の反動のような感じですナ。特にCoCは・・・まぁいいや。何年かぶりの、うちゅうてききょうふ、を味わってきますよ。にやにや・・・発○して、町に火とかつけて回っちゃうのかなぁ・・・へへへ(チガ
 そして、もうちょっとで読み終わるもの。

レディ・ジョーカー〈上〉

レディ・ジョーカー〈上〉

 高村薫という方は、出版元が変わる度に原稿に手を入れておられるようなので、一応読んだ本の画像をあげておきます。
 だいたいの結末は知っているけど、サスペンスとかハードボイルドとか社会派とか、そういうジャンルわけはしない方がいい作品だなぁ、と。過去に映画化、TVドラマ化されていますが、これだけの情報量を映像化する事は事実上無理だし、映像公開する事が微妙な内容(発端に被差別問題が絡んでいるので)なので、これは小説で楽しんだ方がいい作品だと感じました。
 読中の感想は・・・やりきれない・・・。
 それぞれの立場の登場人物たちですが、それぞれに明暗を抱え込んでおり、単純に感情移入などできないところが疲れますが、逆にそれが生々しさを感じます。
 読むのに時間をかけないと味わう事ができないけれども、社会が抱える暗部、それとの葛藤を垣間見る事ができて、上質のエンターテイメントだと思います。
 んが、読後の爽快感とか、そんなものはなさそうなので、そういうものを求める方はやめておいた方がいいですネ。すっきりしないと思うデスヨ、はい・・・