トゥルー・グリッド

 録画しといたのを見たデスヨ。火曜日の晩の事ですがネ。

トゥルー・グリット [Blu-ray]

トゥルー・グリット [Blu-ray]

 ちゃーんと原作どおりの展開でした。・・・真冬で馬に乗って川を渡りずぶ濡れの状態で野宿しかできない荒野の旅をしたら、肺炎になっちゃうと思うけど、その辺の突っ込みはないです。はい。
 羊農場で会計をやったり、交渉ごとには十四歳という設定の割りに長けていたりしていても、銃を撃つのは慣れておらず、逆襲してきた仇に向かって不用意にカービン銃をぶっ放して吹っ飛ばされたとか、にやにやしちゃう。
 最初に映画化された時の評価はどうだったのだろうと思います。うちの父親は西部劇が好きなんですが、西部劇が好きというよりも派手な撃ち合いが好きという奴で、そのくせ主人公属性で主人公には一発も銃弾が当たらないと、ギャーギャー文句を言います。煩いです。面倒臭いので一緒に映画は見ません。
 それはともかく、昔の西部劇は、そんなうちの父親が大好きな打ち合いに満ち満ちているという偏見に毒されているあたくしなんですが、この映画はそんなに撃ち合いはなかったです。ライフルで一方的に盗賊団を撃つのと、四対一で保安官補が盗賊団とやりあうシーン。三人まで倒しますが保安官補も被弾し、しかも馬も撃たれて動けなくなります。最後はちゃんと仲間が助けますが、特に派手という訳ではなかったですネ。つーか、盗賊団の親玉が、きちゃないけど格好いい、一本筋を通す男でしたネ。原作もそうだったけど。
 コーエン兄弟って良く聞くのですが、初めて手がけた映画を見たような気がします。割と好きな演出でした。
 昨夜からそうですが今週末は幻想TRPGさんのお泊りコンに対応する為、睡眠を多くとろうと映画を見ていません。宿泊中に風邪を引いたとか、発熱したとか、目も当てられませんからねえ。
 ちょうど陽気も春真っ盛りなほど高くなるし、ぐっすり眠れると思いますよ。・・・たぶん。