週末は忙しい

 といっても仕事ではなくお遊びのことですがネ。
 土曜日はD&D3.5eセッション『鋼鉄城〜』大詰め。とはいいながら最後のダンジョンがザンネン仕様である事を知っているあたくし、最後の決戦ぐらいは殺っちゃう仕様にしておこうと差し替えていたクリーチャーをピットフィーンドというデヴィル最強クラスに再度変更して決戦へ。複数のクリーチャーがいる事をいい事に一番いいダイス目をピットフィーンド先生のイニシアチブに。出会い頭にブラスフェミーという凶悪呪文をぶつけると、PTの半数は元いた次元にバイナラ(次元を旅していたのですヨ)、更に堕ちたトランペット・アルコン先生が、トランペットを響かせると残されたPTメンバーは悶絶状態。ここで殴り殺してしまえば、ひゃっはー!!オレサマ勝利というダメな状況になるところでしたが、戦場が広かったので兵士役(そんなものはない)がPTが倒れているところにたどり着けず、お素敵能力を持ったサイオン先生がPTを脱出させて土曜日のセッションは終了。サイオン先生は追い詰められれば追い詰められるほど「楽しくなってきた!!」という某悟空のような感性の方なので「次回の戦闘はバフをガンガンしておくといいですよ(オイラに向かって)!!当然ですよ」と大変ご満悦な様子でおっしゃいます。・・・喜んでいただいて大変嬉しいです。はい。では久しぶりに呪文の書を開いて、可能な限りバフをかけた状態にしておきますね。ソーサラーがかけた事にしておけば、設定的にもーまんたいだしナ。
 まぁ今週末の『深淵』が終わったら用意シマス。
 日曜日はようやくこれを終えました。『虚ノ少女』。今回感情移入できたヒロインは、男女としては微妙ですが、まぁ何とか幸せなラストでしたかね。ミステリーとしては、個別の三つの事件(と私は把握)が、それほど有機的には繋がっていなくて、最後までワクワクとはいきませんでした。もうちょっと黒幕らしい奴がいてもいいと思ったのですが・・・うむむむ。
 さて、トゥルー・エンドでは前作のヒロインと犯人の末路が具体的に語られましたが、今回は新たに主人公の未熟児の娘の行方が解らなくなりました。・・・続編つくる気満々ですよネ。まぁついていくつもりですヨ。
 今回は事件に関わった女子高校生たち、闇を抱えていても人生やり直せそうなので、女の子たちが大量にぬっ殺される前作に比べると穏やかなラストと言えますかねぇ。
 しかし今回はテキストが長かった。スキップ機能が起動する段階になったので、昨日終わらせる事ができました。そうじゃなかったら、どーなっていた事やら。
 そして今月は録画するものが多いので、HD圧縮の為にムリムリ見ました。

 日本語版だとどんな映画が良く解らんパッケージだったので北米版を貼り付けました。昨年のアカデミー作品賞を取った作品です。実験的につくって見たよ、という感じの、フランス人による、ハリウッドを舞台にした英語台詞のサイレントからトーキーへの過渡期映画スターを描いたモノクロ作品。
 とはいえラストシーンまで、台詞はほぼ一切なく、時々字幕で台詞を差し込むくらいなので筋も単純明快。見ていて安心。幸せ気分で見終えました。
 こういう作品がアカデミー賞をとるというのは、楽しい事ですネ。英語の台詞があるけど英語圏の国以外で製作された作品が作品賞を取るというのは、アカデミー賞の世界が広がる事になって、いい事だと思いますヨ。
 その前に見たこの作品よりもネ。
ヒューゴの不思議な発明 [Blu-ray]

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 先週日曜日の夜に見て発熱の引き金となったもの。
 最初の感想。舞台がパリなのに登場人物が皆英語喋っていて、のけぞりました。昔はベン・キングスレーはナニをやっても善人にしか見えないと言われていましたが、髭を生やすと善悪の境界線に立っている感じの顔になれるものですネ。
 これも映画に対するオマージュがこめられた作品でした。安心して楽しめるもの。でも『アーティスト』に比べると、ちょっとまとまりに欠けるような印象がありました。少年少女の主人公が可愛いから許すけどネ(態度デカ