お葬式

 知人の方が亡くなりました。ご冥福をお祈りします。故人の方には大変お世話に・・・お世話した?いや、だってお祭りの設営担当でご一緒した時「○○くん(Mixiでは本名を晒しておりますが、まぁ念の為)、俺、忙しくてさぁ、日本にほとんどいないんだわぁ。それに何やっていいか解らんし」「解りました。全部やっときますから、その代わり、これとこれはやって下さいね」「悪ぃなぁ」
 ・・・そんな感じでした。はい。ただ頼んだ事はだいたいやっていただいたと思うので感謝しております。今から十年近く前の話だと思いますが。
 この方のお父さんが亡くなった時、面識なんて一つもなかったけど礼儀として告別式に伺いました。九十ン歳で亡くなったらしいのですが、社葬であったせいか完全な流れ作業のお焼香で、記帳とお焼香だけで終わったという・・・凄いお式もあったもんだと感じました。参列者が多かったしネ。
 親御さんが長生きだと息子さんも、と思うじゃないですか、ところが亡くなった方、数年前から某ホーキンス博士が罹病されている事で有名な、筋弛緩系の不治の病に侵されていると噂で聞きました。知人にはお見舞いされたくないとの事で、どなたも直接お見舞いしていないご様子でした。まぁうちの父親の友人で木を伐採中に転落され、植物人間状態になってしまった時、ご家族の方がやはり友人知人のお見舞いを遠慮されていました。変わり果てた姿を見せたくないという気持ちだと思うのですが、どうでしょう?
 ホーキンス博士の例もあるし、まだまだ大丈夫だとか思っていましたが、あちらは国がバックアップされるような存在ですもんね。
 呉服問屋の社長さんなのに、自分で小物を考案して中国で生産して、雑貨屋さんに卸したり、なかなか面白い事をされる方でした。
 改めてご冥福をお祈りします。