フライング購入

 角川パブリッシングだと良くある事です。告知では本日発売でしたが、昨日から店頭に並んでいました。

事件記者トトコ! 1巻 (ビームコミックス)

事件記者トトコ! 1巻 (ビームコミックス)

 主人公(?)は行動力と食欲だけは貪欲にある新米記者。・・・何も考えていませんネ、ええ。敏腕美人編集長が「可愛いから」という理由だけでおいているよーな感じ。
 舞台は東京らしいですが、昭和モダーンな雰囲気で新宿御苑熱帯雨林の秘境になっているトンデモ世界なので、あんまり気にしちゃだめです。そして昭和初期なへんちくりんな事件が起きて、トトコや先輩の入野くんが振り回したり振り回されたりする・・・振り回されるのは先輩の方ですが。
 このマンガの登場人物には、ある法則がありまして、デキる人物は皆美女、という・・・さきほどの敏腕美人編集長もそうですが、最大の敵役であるはずの怪盗『大暗黒仮面(フランス語を直訳したらしい。本人はこのマスコミ名をとても嫌がり、必ずフランス語つづりで自分の名前を言うけれど、面倒くさいから覚えられない)の助手、何だか怪盗本人よりも凄腕で、怪盗の仕事を全てお膳立てしているみたいな・・・え?怪盗は女嫌いなのですが、助手が子供の頃に拾った時、彼女は男の子のように髪が短く薄汚れていたのでOKだったようです。今では男装の美女。しかし怪盗はその事にまったく気づいていないという・・・おかしいな、第一回で登場した時は、まとも(?)な怪盗だったのに、話が進むにつれてどんどん女嫌いでフランスかぶれなダメな人という感じに・・・。それなのに助手は命を助けられた事がきっかけなのかどうか「私がいないとダメなんだから」みたいな雰囲気。
 へー・・・・らぶいぢゃない?
 たぶん次巻の発行は来年でしょうが、楽しみ楽しみ!