六年ぶり

 コレがそうなんです。

敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)

敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)

 神林長平さんのシリーズものは、『戦闘妖精 雪風』もそうですが何年も間隔があいて発表されております。だから読みながら前の事を思い出さなきゃならないか?というとそんな事はないです。作者曰く「この作品世界はいくつもの平行世界があるようなもの」なので、覚えていればヨシ、覚えていなくてもダイジョーブ!という展開。
 今回もそんな感じで、海賊課の対コンビューターフリゲートラジェンドラが物語形式をとって報告書を書いているという。
 とはいえども、だいたい主人公はラテルチームがおっかける大物海賊ヨウメイ(漢字がナカタ)じゃないか?と思えるこのシリーズ。『敵は海賊』というタイトルの敵が主人公みたいに見えるというアレがアレで・・・まぁわざとだと思いますがネ。
 今回は神にされちゃったヨウメイが「ふざけんなっ!」と狂信的信者を跡形もなくぬっ殺すという物語で、ええ、神になって世界を征服とかそういう発想が人なんです。「自由に生きる為に海賊になり、力を得た。俺の自由を阻害する者は、なんであろうと抹殺する」という人なので、ええ。それが爽快なんですけどネ。
 さて二月三日は節分ですが、東京コミティアです。HPトップにスペース書いてまする。新刊もあるですよ!なんか、こう、義務を果たしたって感じ?(なんだそれ
 よろよろ、よろしくー。