違い
WOWOWで見た二つの映画・・・というか二つの国の映画の違いで、ちょっとにやにやしちゃいました。
最初はオランダの映画。
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死体を見つけてどうするか論争する男たちの場面、警察で取り調べを受ける五人、そしてそれよりも前、ロフトをどうするかというところまで遡って場面が移るので、少し混乱しますが・・・えー!そんな事にそこまでやるのか?まぁ嵌められたから、こいつ嵌め返してやれって四人が画策して、でも真相は・・・という話。ラストが冒頭シーンに繋がるという手の込み用。
そのまま終われば友人同士の関係も、そして家庭も崩壊したりと救いようがないラストになるのですが、最後の最後で離婚寸前が寄りを戻した友人夫婦と、本人の家庭はどうなったのか語られない主人公格の男性が登場して、その彼の家庭を崩壊させた・・・と思う女性が再びやってきて、その女性と再びくっつくのが本当のラストシーン・・・ええっと、まぁ確かに救われたような気分になるけど、彼の奥さんはどうなのよ?ハリウッド的な演出かなぁと思ったりしたり。
そして昨日見たのはコレ。
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回した瓶に当てられた者は真実か、挑戦かを選ばなければならないゲームをしながら。
えーっと、オチはですね。全ての元凶になったやつだけが助かるという・・・さすがイギリス、なんて人が悪いドラマなんだ!とか思ってしまいました。いやだって、こいつ、すんげい悪質ですよ?まぁ殺されそうになった後だから・・・んーまぁ・・・とか思うかも知れないけど、でもやられた方は・・・いや、オイラからするとそんな事をする奴もする奴だよ、おい。とか思いましたが。
オランダとイギリスは昔から、それこそ中世の頃から密接な関係で、お互いを軽蔑しあったり、商売敵だったり、需要と供給を担ったりという間柄で千年弱の歴史があります。自分が旅行した二十年ほど前から、たぶん今もオランダの人はほぼ英語も喋れる人たちばかりです。
まぁ一つの作品だけを見比べて評価するのもアレですが、なーんか似たジャンルの作品でこれだけ後味の異なるラストをつくるというのも、面白いなぁと思いましたネ。