ここがツボですか？

　ここんとこＷＯＷＯＷで放映されている映画を録画して見ているのですが、昨夜はコレを見ました。

長ぐつをはいたネコ [DVD]

　自分たち以上の世代は、長靴をはいた猫というとこちらなのですが、

長靴をはいた猫 [DVD]

　こちらはドリーム・ワークスさんのですね。『シュレック』の人気キャラクターらしいのですが、『シュレック』を見ていないので、まぁ先入観ナシに見れた・・・のかな？
　しかしモチーフは『ジャックと豆の木』でした。そして仲間はハンプティ・ダンプティ・・・へぇ。ライバルかと思ったらヒロインだったというのはアメリカのアニメには良くある事ですネ。
　ストーリー展開は王道です。見てて安心仕様であるので、ボケっと樽焦がしのラムをまったり飲みながら見ていました。いや、味がまろやかで旨いですよ？
　楽しかったのは主人公の仕草とか表情ですね。ワイルドでダンディで、ハードボイルドですが、時々猫っぽい事をしてしまうというのがキュートでありますよ。腕も立つし、身のこなしも素早い。猫だから。
　しかし究極の切り札はそんなものではないっ！自分よりも大柄な、特に人間に追い詰められた時、彼は必殺技を繰り出します。それは・・・大きく膨らんだ瞳孔の潤んだ瞳で、悲しげに相手を見つめること！
　あ、ダメ・・・そんな目で見つめられたら・・・何もできなくなる・・・って、どんな乱暴者でもだいたいそうなる。・・・そうなの？猫好きの人はそこがツボなの！
　まぁ解らないでもありませんが、猫というと猫パンチで殴られること、という風にしか想像がつかないあっしには、目から鱗でしたよ・・・それもアレな話ですネ。