読み終えた
コレを。
- 作者: 馳星周
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/11/05
- メディア: 単行本
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ちょいと前まで読んでいた船戸与一さんの作品は、なんとなーく善良な弱者への優しい目線なんてものを感じましたが、馳さんは徹頭徹尾ハードボイルド路線ですネ。舞台がカナダのヴァンクーバーなので、浮き彫りにされるのは人種差別とか、人種差別とか、人種差別とか・・・加減を知らない中国系マフィアの抗争とか、どこかに出てくるゲイの気配とか。
しかし・・・そろそろ全滅でないハードボイルドに戻ろうかと思ったりしたり。いや図書館に置いてあれば、借り出せる状態ならいいなぁ、とか。
もう一つはコレ。
- 作者: フィリップ・K.ディック,Pilip K. Dick,佐藤龍雄
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 文庫
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映画『ブレード・ランナー』はちゃんと見ていないのですが、原作であるこの方の小説『アンドロイドは電気羊の夢を見る』は読みました。読みましたが・・・んん?やっぱなんか・・・むー・・・元祖絶望系SF作家だからなのかどうなのか、少ししっくりこなかった印象があります。
また年月を経て読んだら印象が変わるのでしょうかね、中学の時に読んだ時は納得できなかったけど、四十代になって読んだら納得できたル・グウィンさんの『ゲド戦記』みたいに。