ようやく清々しい気候に

 やっと夏が終わったような気候になりました・・・って十月中旬ですがな、ふう。衣料関係の不景気は、ずっと続いていますが、お客さんと接する時は「長袖の商品買わなきゃ」って思ってもらわなきゃならないから、暑くても早めに長袖を着る・・・と同業者の方がおっしゃられているのを聞いて、自分も今日から長袖に。いや、十分涼しくなったんだけど(あ
 さて、読み終わって気分がいいものと微妙なものの二つ。まず微妙な方から。

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

 映画化された作品で、WOWOWで放映されているものを録画しようとしたら、父親にナチュラルに邪魔されたので(録画中にコンセントを抜いてしまったらしい)、まぁ先に原作を読もうと。
 巨大な公的機関が陰謀を企むとか、マスコミがそれに載っているとか、この手の作品を読むと、マスコミとか警察に対する不信感が増してしまいます。はう。
 一応メデタシメデタシのラストなんですが、少し微妙です。映画を見るかどうか、それはその時の気分かなぁ・・・むー。
 そして安心の古典SF。
夏への扉[新訳版]

夏への扉[新訳版]

 読んだ事があると思っていたのですが、たぶん出だし部分を学生時代に読んだキリなんでしょう。新訳だから微妙に印象も違うかも知れない。
 作中では未来となっている2001年すら十年以上の過去の事になった現在では、ちょろりと古めかしさを感じますけど、タイムトラベルものとして、それも面白い手段で時間を行き来しているので楽しいです。
 色々な謎が実は・・・ってね。無条件に明るいラストにつながっているのも嬉しい。最近SFというとハードなものばかり読んでいたので、こういう作品を読むと清涼剤のように感じますネ。