もりもり読書
自分にとって読書というものは呼吸することと同じで、別に特別な事でもなんでもなく、そして知識が身についているのかどうかという事も疑わしい(え)のですが、まぁ今日も読書しちゃうわけですよ。季節なんか関係なく。
- 作者: 井上満郎
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2011/12/01
- メディア: 単行本
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どうも朝鮮半島東海岸から渡来した人々らしい。どちらかというと地縁的結合を持って日本にやってきて、荒地開墾に尽力し、財力のある氏族であると認識されていた。河勝自身は厩戸皇子一族に仕えていたようだが、直属という訳ではなく、経済的に奉仕したり、当時朝鮮半島東海岸周辺にあった新羅の外交使節がやってきたら対応したり、臨時役?みたい事をしていたようです。
後世、猿楽や能の始祖とされたのは、雅楽関係が渡来人氏族によって担われた事と関係があるかもしれない、と。
何せほとんど当時の記録になく、中世以降から伝説として語られるばかりの人物なのではっきりした事は少ないけれども、六世紀から活躍始める渡来系氏族の実態に迫ったように思えました。
- 作者: 八杉将司
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/05/24
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まぁ1940年代の原子力で銀河帝国ができちゃう設定に比べれば誤差ですけどネ。
- 作者: 久慈光久
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2012/09/15
- メディア: コミック
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壮絶な本丸攻防戦。ええっと、最後の火薬兵器まではいい流れだったのに・・・せめて火薬を樽に詰めて爆破にすれば自然な感じになるのに。こんな特攻兵器を用いるほど必死で憎悪の念が強いんだー!と言いたいのだろうけど、こんな欠陥兵器を命費やして使うかなぁ?まぁいいか、フィクションはファンタジー・・・
興味は修羅場になるといつも逃げていたヴォルフラムが、城内に踏み込まれてどう行動するのかってところ。とっとと逃げ出したら公弟レオポルドに殺されるんぢゃない?もうちょっと悪知恵を働かして活躍して欲しいところです。
実は暑苦しくて悲壮なスイス人側よりもよっぽど好きな人物像。悪辣過ぎて絶対まともな最期を遂げないような気がするけど、時々、こんな奴が平気な顔してベッドで安らかな死を迎えたりもするので、そういうオチも『悪すぎるが悪賢い奴』として納得したり。いや、読者が納得しないな、うん。