救いのないものとあるもの
ハードボイルド二冊読んだので。
- 作者: 船戸与一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
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その後にちゃんと救いのあるものを読まないとね。
- 作者: 東直己
- 出版社/メーカー: 勁文社
- 発売日: 1996/12
- メディア: 単行本
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ススキノ探偵と違い、記者がはめられて職と名誉を失い、妻は出て行き、男手一つで娘を育てているけど、娘の友達の母親といい感じ?みたいな零細探偵が主人公。
ススキノ探偵は便利屋で探偵まがい、こちらは探偵で便利屋まがい・・・同じじゃねーかっ!女に持てているのか、持ててないのか、そんな微妙な距離感も似ているけど、小学生の娘を守る為に必死になっているお父さん成分が最大の違い。
格好よくない事は解っているけど、娘にとってはヒーローみたいなところが、なんだかほっこりしました。
やばい。このシリーズは気に入りそうだ。図書館にないと買うとか、そんな事をやりそうでこわいっっっ。