昨日は映画の話だったので
今日はお盆休み中に読んだ本。
ザクセン大公ハインリヒ獅子公―中世北ドイツの覇者 (MINERVA西洋史ライブラリー)
- 作者: カールヨルダン,Karl Jordan,瀬原義生
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2004/02/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
その後、子孫にドイツ王が出たり、遠い子孫はハノーヴァー家としてイングランド王位を継いだりと、かなり華やか。
一般に中央政権というものが脆弱で群雄割拠みたいな様相の神聖ローマ帝国ですが、「お前は死ね。俺は生きる」というような生き馬の目玉を抜くような激しい弱肉強食の争いは起きず、領土を削られたり地位を失ったりしても勝者に首を斬られて滅亡という事態には滅多になりませんでした。
子供がいなくてお家断絶という事にならないとお家は存続していくので、中世から近代まで何百年も続く名家というのは結構多いです。フリードリヒ一世のシュタウフェン家はローマ教皇と激しく争ったので斬首されてお家断絶ですがネ。
そんな中世ヨーロッパの激しくも微温な政治紛争を垣間見た、感じ?
- 作者: 安田政彦
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 1998/06/01
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログを見る
あと平氏の由来は桓武天皇が建てた平安京からとったとか、源氏は中国の北魏の源賀の故事からとったとか、色々小ネタがありましたよ(マテ
- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/05/20
- メディア: 新書
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (91件) を見る
やはり『震度0』の方が完成度が高い・・・って当たり前ですよネ。