夏真っ盛り
仕事も店の前の道路の様子も、とっくの昔にお盆だか夏休みだかという、のんびりまったり、景気的にどうやねん?という様子で、蝉の鳴き声がシャワーみたいにあびれていいのぉと感じております。
汗だらだらで汗疹とかもありマス。こういう陽気になるとプールとかプールとかプールとか、気持ちいいんだよねー・・・二十年ぐらい入っていませんがネ。
今日は配達で一日中ばたばたする予定ですが、昨日はまったりだったので、これを読みきりました。それもどうかと思うけど。
- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/07/15
- メディア: 単行本
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阪神大震災が起こったその日、ある県警の警務課長が失踪した。警察内部のことに疎いのですが、警務部長が人事を握っているんですってね?んで警務部長はキャリアで二、三年で転勤してしまう。警務課長はノンキャリアで、県警生え抜き。つまり実質的な人事権は警務課長が担う・・・らしいですよ?少なくともこの小説ではね。
つまり県警の人事中枢を握る人物が失踪してしまい、「あいつに任せておかけばいいわー」とやっていた県警幹部たちの顔色が蒼くなり、醜い勢力争いが表面化するという。
ところが真相は・・・まぁ、読んでお楽しみなんですが、原作小説の人間ドラマが私は好きです。人と人の葛藤と本音と建前の使い分け、水面下の争い、そんなものが描かれています。
もしもこんな事が警察では日常茶飯事だとしたら・・・一般人でよかったなぁ・・・