夏真っ盛り

 仕事も店の前の道路の様子も、とっくの昔にお盆だか夏休みだかという、のんびりまったり、景気的にどうやねん?という様子で、蝉の鳴き声がシャワーみたいにあびれていいのぉと感じております。
 汗だらだらで汗疹とかもありマス。こういう陽気になるとプールとかプールとかプールとか、気持ちいいんだよねー・・・二十年ぐらい入っていませんがネ。
 今日は配達で一日中ばたばたする予定ですが、昨日はまったりだったので、これを読みきりました。それもどうかと思うけど。

震度0

震度0

 WOWOWで何年か前にドラマ化された作品だそうで、先週再放送していたのかな。配役をウィキペディアで確認しつつ、原作の小説を読みましたが、配役からすると警務部長と警備部長さんを足して二で割り、善玉を上川さんが演じたんだろうと、そんな印象。いや、ドラマは見ていませんが。
 阪神大震災が起こったその日、ある県警の警務課長が失踪した。警察内部のことに疎いのですが、警務部長が人事を握っているんですってね?んで警務部長はキャリアで二、三年で転勤してしまう。警務課長はノンキャリアで、県警生え抜き。つまり実質的な人事権は警務課長が担う・・・らしいですよ?少なくともこの小説ではね。
 つまり県警の人事中枢を握る人物が失踪してしまい、「あいつに任せておかけばいいわー」とやっていた県警幹部たちの顔色が蒼くなり、醜い勢力争いが表面化するという。
 ところが真相は・・・まぁ、読んでお楽しみなんですが、原作小説の人間ドラマが私は好きです。人と人の葛藤と本音と建前の使い分け、水面下の争い、そんなものが描かれています。
 もしもこんな事が警察では日常茶飯事だとしたら・・・一般人でよかったなぁ・・・