昨日の晴天は夢みたいなもの

 夜中に土砂降りの音で目が覚め、窓を閉めました。昨夜十時半に帰宅した頃には、中空に白い満月がかかっていて、天気予報がなければ翌日は晴れと思うような夜空。まさかそれから二、三時間で土砂降りになるとはねぇ。
 この季節は梔子の匂いが夜道に漂っていて、ふわふわと夢のような気分になりますネ。
 さて、読んだもの。

 ええっと、クリエーター集団によるリプレイの底力を見たような気がします。ダイス目によってタイトル通りの展開になり、PLも納得しかけた時、諦めなかった他のPLのおかげで大逆転が起こりました。
 これ、事前打ち合わせでGMとPLが話をつけていないとすると、とんでもないミラクルだと思います。凄すぎる。プロの仕事だ・・・いや、本人は楽しんでいるだけかも知れませんが。
 マギカロギアのリプレイはこういう玄人展開があるので、逆になんか、実際にプレイしてもこんなに鮮やかにできないぞ、おい!とか思ってしまうところが、自分としてはネックです。いや、まぁ杞憂だと思いますが。でもやりたい気持ち半分、躊躇の気持ちが半分ですね。
 それから、コレ。
機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

 ハードボイルドで孤立無援なパトレイバーだと思いねい。というか、パトレイバーは土木機械のレイバー犯罪に対処という設定だったけど、こちらは完全に軍事目的の人型兵器を使用したテロに対処する為の、しかも警視庁(警察庁ではない)所属の部署で、使っている機体は五年先の技術、操縦者と機体はリンクしていて、なんか非人道的な匂いがします。それに警察組織内では批判、軽蔑の対象になっているし、理解を示してくれた警官は殺されてしまうし・・・重いなぁ。
 しかし、こういうドラマがアニメ化すると面白いなと思っている自分がいる・・・。
 先行して続編を読みましたが、まだまだ先がありそうです。というか彼らが使っている龍機兵なるものの謎も、導入の経緯も解らない。とっとと続編出しやがれ!とか思いまする。あ、文庫本のことね。