あんま清々しくない
台風一過は晴天と決まっていますが、梅雨時の台風とあって、どんより曇っています。被害にあわれた方、トラウマになっている方には申し訳ないですが、昔から激しい風雨の音を聞くとテンションがあがります。
昔都心の四階で寝起きしていて、夜、窓の外を見ると激しい風雨とビル群の明かりがとても幻想的で美しく、これに稲光なんか見えた日にゃあ、もう・・・ふふふ・・・なんか人としてダメな感じですね、はい。
最近はどちらかというと郊外で寝起きしていますし、雨戸をおろしてしまうので、そういう幻想的な光景にはさっぱり縁が切れましたが、それでも音を聞くだけでも、ふふふ・・・あ、ダメ人間て感じですね。
昨日読み終えたもの。
- 作者: 伊藤計劃
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/12/08
- メディア: 文庫
- 購入: 28人 クリック: 406回
- この商品を含むブログ (263件) を見る
『虐殺器官』はあんまり乗れませんでしたが、円城さんが書くと言われた伊藤さんの物語は戦争がテーマらしいので、ちょいと興味アリ。
私はあんまり人が亡くなっても惜しいとか思わない質です。その人の持ち時間がなくなってしまったのだから仕方ない。そう思ってしまいます。ただ伊藤さんに関しては、もう少し、もう少しでいいから時間があれば・・・と思う時が時々あります。
自分もちゃんと自分の時間を使いこなさないといけませんネ。