梅雨入りだったけど
週末は結構いい天気でしたね。日曜日だけの話でしたか?そうですか。
土曜日の3.5eD&Dセッションは、予想以上に早く進みすぎて、ええっと、次の次のシナリオのコンパートを今週末にやります。はい・・・
日曜日は逆に、苦手な敵に手も足も出ないPT相手にやりたい放題できて、シナリオは進んでいないけど、自分的には結構満足な感じです。ふふふ・・・
そして読み終えたもの。
- 作者: 福原啓郎
- 出版社/メーカー: 京都大学学術出版会
- 発売日: 2012/04/01
- メディア: 単行本
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その中の、三国時代に終止符を打った筈の西晋王朝は統一三十年あまりで崩壊してしまいますが、その原因とも言える『八王の乱』のいきさつが今までステレオタイプの説明しか目にした事がなかったので、どういう原因だったのか、その考察を読みたかったのです。
とりあえず納得できました。功績をあげれば出世できた曹操時代から小康ともいえる時代を経て、豪族の貴族化。それに伴う階級の固定化。それに対して不満を持つ下流出身の野心家たちが、軍事力を持ちながら定見のない宗室の諸王の野心や虚栄に乗っかって専権を手にし、公正な政治を望む輿論がそれに反対して、輿論に乗っかってまた別の王がクーデター、または反乱を起こすという。
厄介なのは世の中の矛盾を固定化しようとしている貴族が輿論の担い手であり、つまり・・・納まりどころがないという奴。
これを解消できなかった西晋、そして南北朝の諸王朝が短命で終わったのも仕方のない事かも知れませんネ。