昨日は晴天でしたね
昨日の日記を書いたのは午前八時前後。午前九時半にお客さんのところへ商談に向かったのですが、快晴でした。おかげでニュースは金星が太陽面を通過する話題で持ちきり。肉眼で見るのは難しい小ささなので、新聞やTVが大きく取り上げてくれて、大変嬉しかったです。撮影はプロに任せておけばいいよね。
今日、ここんところの胃痛、というかストレスの元と対決する予定です。これですっきりするでしょう。おそらく。
図書館でも、久しぶりに読み応えのある本に出合えて楽しいです。日記に書いても大部分の人にはチンプンカンプンぢゃないかと思いますが、私は知的好奇心を満たされて満足でござります。
そして昨夜は久しぶりにコレを読み終えてみました。
- 作者: アントワーヌ・ドサン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,倉橋由美子
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/05
- メディア: ペーパーバック
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訳者のあとがきは読むときの指針になるものですが、倉橋さんは、これは絵本ではなく絵入りの小さな小説であり、小説とは大人の読み物だ。これが悲しい物語であると涙をボロボロ流すのは自分からすると、とても変わった読み方だ。これは子供の為のお話ではなく、四十男が大人の為に書いた小説であるが、読書好きな子供というものは大人向きの物語に必ず手を出し読みたがるものだから、そういう意味では子供だって読んでもいい物語なのだ。
こういうスタンスが格好いいですが、こういうスタイルはサイレントマイノリティなんだろうなぁ、とも思いました。
確かに『星の王子さま』は子供の時に読んでも楽しい物語とは言えません。読後に苦味を感じる物語だと思います。
少しづつ読んでいたのですが、このタイミングで苦味のあるラストにたどり着いた意味を噛み締めたいと思います。