日曜日にカフェイン摂取しすぎで寝不足

 完璧に自分のせいですネ。私の寝不足は自業自得なんですよ、いつも。
 土曜日は、念願の『深淵』プレイしてきましたっっ!!

 独特の世界観を持つTRPGですが、自分の周りでTRPGやっている人からすると敷居が高いようで、あっしもそんな人たちを導くマスターをする自信がまったくなく、というかルールをやって覚えるオイラは回す事すら土曜が初めてという・・・
 人の苦悩をプレイするTRPGでして、今回のシナリオもPCたちには破滅と希望への選択肢がその手に握られていました。
 私は魔族を生み出した張本人とも言えるビッグネームに「魔族になっちゃいなYO」と言われて、こんな機会は滅多にない、とばかりに魔族化へ向けて、努力してみましたが、他のPLの方たちが欲望に負けないいい子な方たちばかりだったので、物語は美しい終焉で一応のハッピーエンド。あれ?
 まぁ、次回は頑張って破滅への道を転がり落ちたいと思います!!(マジ
 日曜日はD&D4eセッションとD&D愛知コンベンションの打ち合わせ・・・なんか疲れた。いや、寝不足もそうなんですが。違うか。
 そして読んだもの。
邱永漢 短篇小説傑作選―見えない国境線

邱永漢 短篇小説傑作選―見えない国境線

 先日亡くなったキュウ永漢さんの短編小説集です。この方の青春時代が大戦直後の混乱期で、まさにハードボイルドな世界なのでしょうか、日本、台湾、国民政府にまつわる事は全てそんな印象の作品でした。
 文学作品という位置づけでも大変読みやすく・・・というか読みやすいというのは文学の最低条件だと思います・・・人の喜び、悲しみ、怒りが淡々と表現されています。読後に少しの苦味を残す書き方が、私は好きです。たぶん、今、この方の作品はとても手に入りにくいのだろうなぁ、ご本人が過去を振り返らないと生前おっしゃっていたので、ご自分から作品集を出版する事に興味がないようにも見えました。
 マスコミとしても過去の人ですし、亡くなったといっても出版社がキャンペーンをする事もないかも知れません。でも・・・エッセイは読みやすくて面白いから、読んで欲しいなぁと思ったりしますよ。