久しぶりにFT小説を読んだー
春眠が暁を覚えたくないと言っております。昨日の配達はヤバかった。やや長距離の配達で単調な道程が続いたせいか、眠気が・・・転寝が!!ヤバいっすよ!!
今朝の寝起きも悪かったし、ああ、本当に暁は覚えたくない・・・(マテ
さて、FT小説は書いてもFT小説は滅多に読まない私ですが、以前TRPGの雑誌に掲載されて気になったので買ったみました。
- 作者: マイケル・J・サリヴァン,睦月ムンク,矢口 悟
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/03/31
- メディア: 文庫
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そういう話が好物なので手を出しました。しかし、初っ端から話が終わるとデカくなっている感じ。陰謀の背景には人間社会の巨大な対立関係、古代帝国の復活を目指す帝政派、各王国が存続する現状維持である王党派、権力を民衆へ、という民権派に分かれているようです・・・帝政派も単純ではなくて、かつて皇帝家を陰謀により葬り骨抜きにした教会が主体になって蠢いているって感じ。
まぁ主人公たちは、そんな理念はどうでも良くて、お金儲けか、気に入ったか気に入らないかが行動基準のようで安心なのですが!!
話としては王位継承の陰謀に巻き込まれたから火の粉を払うために、やらざる得ない。救いは彼らが助けた王家の連中が素直な性格ってところかしらん。
落ちもまぁ納得なのですが・・・どうしてこう、こういう物語の悪役どもは、物語の終盤になると冗舌になり、自分の企みを得意げにベラベラ喋りだして、とっても頭が悪く見えるんだろう・・・まぁ教会の長は大変腹芸に優れていて、やるな、コイツ。と思えましたがネ。
頭のいい悪役が出てくる物語が読みたいなぁ・・・墓穴堀男はもういいデス・・・