時差が生じています

 いや、本当は昨日の話題なのに今日書いてしまうので。
 ホイットニー・ヒューストンが亡くなりました。三十代以下の年頃の方は洋楽好きじゃないとご存じないかも知れません。自分は中学時代から周りに洋楽を聞く人が多かったせいか(友人というより級友というヤツですが)名前だけは知っていました。親父ギャグを飛ばす連中がいたので。元ネタは、さんまさんかねぇ?『ほんとに?ほんとに?ホイットニー・ヒューストン』っていう・・・寒いな・・・。
 大学生の頃、映画館でバイトをしていた時期に、丁度ホイットニー・ヒューストンケビン・コスナー共演の映画『ボディーガード』が上演していました。仕事の合間に見ていたので、全編ちゃんとは見ていなかったけど、ストーリーは何となく解っている・・・みたいな。ありがちなラブストーリーと解釈していましたが、コンピレーションアルバムだったかな?それを同僚から借りて聞いて、圧倒されました。すごいなぁ。
 その後はFMラヂヲから聞いてくるぐらいで、いつしか2000年代に入った頃から目立った活動を聴かなくなりました。噂によると麻薬に蝕まれていたとか。そして今年のグラミー賞の前日、ホテルの一室で遺体が発見されました。四十八歳。
 マイケル・ジャクソン睡眠薬の過服用が元で五十歳で永眠されました。ともに八十年代から九十年代に活躍したアーティストで、一つの時代の終焉を感じます。だいたい亡くなった後に楽曲を聴いて「こんなに素晴らしい人だったんだ」と感じてしまうあたりがアレなのですが、本当に死んだ人に悪い人は(あんまり)いない。亡くなった後に思い出を語られるのはいい人だけだものね。
 そのつながりでグラミーの話題。アデル・イヤー。かつて自分を振った彼氏への恨み節を歌い上げての栄冠。ノミネート全てを受賞って、そんなのアリか?という・・・しかしご本人、栄誉を得たので、すっきりしちゃったらしく、一説にはネタなくなっちゃったとか漏らしているとか。おいおい・・・
 しかし聞いてみると内容が解らなくても歌唱力に圧倒されます。凄いですネ。でもこの方の姿を見ると、出身地がイギリスと知ると、流石だぜ。中身も外見もそろって勝負というアメリカとは違うわ・・・とか思ったりしたり。いや、この存在感だからこそ、かな?

THE BODYGUARD

THE BODYGUARD


 上の歌、カバーなんですけど、ホイットニー版の方が私は好きです。