円高の仕組みが解りました。

 今朝の新聞に結構くわしく書いてあったので、なるほどねーっと感じた次第。
 まず日本国は借金大国ですが、日本国民はお金を持っていること。貿易収支が黒字であること。デフレであること。相対的に他の通貨の価値、特にアメリカドルが下がっているのが大きいらしいですね。特に国民というか、まぁ小金を持っている人たちが利率の低い国内金融商品ではなく、比較的利率の高い海外へ投資しているので、国内に投資されないという。あんまり景気が良くないという印象になるらしい。
 ただ今後海外の利率も下がるし、そうなると日本の資金が国内に戻ってくる可能性が高くなるそうで、そうなると日本に投資されるけど、海外の資源国は運転資金を調達できなくって困るらしい。
 それに円高で貿易黒字が減り続けているし、日本の借金は先進国中で最大になるらしいし、高齢化社会が進むし、あまりいい材料はないようです。ただ、金利で資金をひきつけていたアメリカの利率が下がってしまった為、アメリカドルの価値が下がってしまったとか。巨額の財政赤字貿易赤字アメリカではドルが高くなる材料がないのも事実。ヨーロッパは三月期の国債利子払い?満期?の状況を睨んで、こちらもすぐに値段があがるという事はなく、円高はこの先一年ぐらいは続きそうですネ・・・。
 アメリカから買うものは趣味のものとか。ヨーロッパから買うのも食品や趣味のもの。産業界で使うものではないので企業の海外進出も進んで産業の空洞化が進んでしまうのかしらん。いやだなぁ・・・