今週がこんなに忙しくなるとは・・・
昨日11/3は東京の文学フリマでした。久しぶりに東京モノレールに乗り、平和島の流通センターに行きました。広いが、やはり僻地感がありますよネ。なんとなーく参加サークルさんが入れ替わったよーな印象です。個人的には蒲田の方が活気があったよーな気がしますネ。もしかしたら蒲田に戻るかも・・・なーんて思ったりしたりして。
今回は失敗しないように夜の飲み会はビールばっかり飲んでいました。新幹線の中でも意識を失ったのは一・二度かな。無事戻れました。
でも今夜は山車引き練習、あ、チラシのチェックもしなきゃ。明日、明後日はD&Dセッション。相変わらず色っぽくない事で予定が詰まっています。はい。
そして読み終えたもの。
- 作者: 細川重男
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本人の意欲というよりも状況の激変に義時が乗っかって幕府の第一人者に、そして朝廷の恣意的行動から御家人を守るという大儀のもとに、恐らく唯一朝敵になりながら朝廷に最終的に勝利した伝説の人物となりました。
時宗は、蒙古襲来という未曾有の危機に、己に権力を集中させ、有無をいわさず御家人を指揮する為に、一族の最有力氏族である名越氏当主と実の兄を抹殺。畏怖をまとった独裁者として振る舞います。
ただ律儀な独裁者は過労になる運命・・・誰にも権限を与えなければ全てを自分で処理しなきゃならなくなるんだから、当たり前だよね。
もしかしたら時宗によって鎌倉幕府は室町幕府的な地方組織をつくり、南北朝の混乱は、それほど大きなものにはならなかったかも?なーんて大胆な予測をしたくなるぐらい。
楽しく解りやすい語り口で、うがった意見が述べられており、大変面白いです。
時宗の後継者たちの苦闘と最終的な等閑、それによる幕府上層部特権支配層とその他の武士たちの遊離が幕府滅亡のきっかけになるという。理解しやすい展開でした。面白いなぁ。